メダカを飼ったとき「どうすればメダカを長生きさせることができるのか？」思ったことはありませんか？
メダカの寿命や長生きしてもらう方法は、意外と知られてませんよね。
この記事では
- メダカの寿命について
- メダカの年齢の調べ方
- メダカの寿命が短くなる行為
- メダカに長生きしてもらう方法
以上の4点を解説しています。
目次
メダカの寿命
自然界のメダカは1～2年の寿命といわれています。
一方で、家庭で飼育していく中では、6年間生き続けた事例も報告されているようです。
平均的な寿命は3～4年となりますが、ペットとして飼うとなると、長生きさせるハードルは上がります。
しかし、平均寿命といっても、すべてのメダカに当てはまるものではりません。
理由としては、それぞれ生きる環境が違うからです。
環境の違いは成長に関わり、また、寿命の長さにも関係してきます。
特に飼育しているメダカは、育て方によって寿命が大きく変わっていきます。
メダカの寿命は、まさに環境に左右されるのです。
そこで大切なのが、飼育方法となります。では「どのような育て方が良いのでしょうか？」基本的なことから学んでいきましょう。
メダカの年齢の調べ方
メダカは生後3か月ほどで2.0㎝ほどになります。
1年で3㎝ほどに成長した事例もあるようですが、通常1年で2.5㎝ほどになるといわれています。
それ以降の成長スピードは1年で約0.5㎝ほどとなります。
- 生後3か月 2.0㎝
- 1年 2.5㎝
- 2年 3.0㎝
- 3年 3.5㎝
- 4年 4.0㎝
個体にもよりますが、このような成長の進み方となります。
当たり前ですが、寿命が長くなるほど大きくなります。
野生のメダカの寿命は1～2年と短いようですが、ペットとして飼育する場合は、餌や温度管理など環境を整えることで寿命は長くなり、それに伴って成長も進んでいきます。
最長6年ほど生き続けたメダカがいることを考えれば、1～3年目までは成長とともに生命力も強くなると解釈しても間違いありません。
それ以降は人間でいう老年期に入るため、生命力としては弱くなります。
飼育管理しだいでは、その後も元気なまま成長を促すことも可能です。
個体別の違いや環境や栄養、水質管理に大きく左右されるので、飼育する際は、気を配る必要があります。
メダカの寿命が短くなる原因
どんな生き物でも環境の変化は、過度なストレスの原因となることがあります。
人間にもストレスが原因の病気が存在しますが、メダカにも同じことがいえます。
環境の変化が過度なストレスとなり寿命を短命にしたり、病気の原因にもします。
メダカでも、人間と同じことがいえるのです。
しかし、メダカは人間と違い環境を変えることはできません。
与えられた環境に寄り添いながら生きています。
特にペットとして飼育されているメダカは、飼い主が環境を管理しなければ、状況は悪くなる一方です。
それによって長生きできるか、短命となるかが決まるといっても過言ではありません。
寿命の長さは飼い主の管理しだいなのです。
よって長生きしてほしいと願うならば、水替えや温度管理、餌選びなども、とても大切になってきます。
メダカに長生きしてもらうコツ
メダカに長生きしてもらうためには、次のことに気を付けましょう。
ちょっとした気遣いでメダカの寿命は大きく変わってくるので、実践してみて下さい。
餌は適度に与える
「たくさん食べそうだから」などという思いから、餌を過剰に与えたりすることは、食べ残しを残存させ、水質悪化の原因となってしまいます。
市販されているメダカ用の餌は、栄養価に優れているため、適量与えれば十分なのです。
「たくさん食べそうだから、たくさんあげる」といった愛情の与え方は、逆にメダカの寿命を短くしてしまいます。
水質と温度管理
水質悪化は病気の原因となります。
また、エラ呼吸の妨げにもなり、寿命を著しく縮めてしまうことにもなるのです。
こまめに水替えをしたり、水替えが少なくても済む飼育環境を整えましょう。
また、温度変化にも気を付け、体にかかる負担(ストレス)を軽くしてあげましょう。
日光浴をさせる
メダカも人間と同じで、日光浴でビタミンを生成し、骨格作りをしています。
日光を浴びることで、体に必要な栄養素を取り込んでいるのです。
直射日光に当てる必要はありませんが、適度な日光浴は、成長や生命維持に重要な役割を果たしています。
難しいようであれば代用として蛍光灯などを使いましょう。
水槽を動かしたり、叩いたりしない。
人間もストレスにより体調を崩すことがありますが、メダカも同じです。
驚いたり落ち着きなく動き続けることはストレス過多となり、寿命を縮める原因となります。
不必要に水槽を動かしたり、叩いたりすることはやめましょう。
小さいメダカとっては、水槽がすべての世界なのです。
揺れや振動は、人間でいうところの天変地異といえるでしょう。
ストレスを与えないようにする配慮が必要です。
メダカの寿命まとめ
メダカの寿命は、個体や環境別に様々ですが、ペットである生き物には、愛情込めて育てる以上こまめな環境管理が必要です。
どんな生き物でも家庭で飼うのであれば、家族なので長生きしてほしいものです。
