メダカの飼い方の基本 PR

【メダカの喧嘩 】原因や解消方法を紹介!縄張り争いや繁殖期に多い?

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メダカを飼育しているとメダカ同士が「喧嘩をしているのかな?」といった場面を目にすることがあります。

魚は縄張り意識を持っているために、メダカ同士の喧嘩はごく自然に起こりうることです。

水槽内の環境や飼育の仕方が悪く、メダカがストレスを感じているから起こるということではありません。

逆にメダカにとって水槽内の環境が安定していて、居心地が良く元気だという証明とも言えます。

とはいえ、メダカが怪我をするかもしれないと心配になる方も多いかもしれません。

本記事では、メダカが喧嘩をする原因や解消方法を紹介します。

メダカが喧嘩をする原因

メダカを観察していると、メダカ同士でにらみ合い体をぶつけ合って喧嘩をしている所を目撃した方も多いかもしれません。

餌をあげていると、他のメダカを追い払うこともあります。

では、なぜメダカが喧嘩をするのかというと、縄張り争いとメスの取り合いの二つが原因として挙げられます。

メダカは本来群れで生活をする魚で、外敵に対しては仲間で協力して身を守ります。

このため、自然界では激しい縄張り争いをすることはありません。

しかし、水槽内という限定された空間で飼育していると、縄張り意識が生まれてしまい、喧嘩をするようになってしまいます。

それに、繁殖期にあたる冬から春にかけてはメダカの気性も激しくなります。

オス同士がヒレをピンっと立てて、にらみ合いをすることや、体当たりをする場面を目撃することも少なくありません。

メスを追いかけまわす行動もします。

オスはメスがいると、繁殖を意識せざるを得ないため、好戦的になってしまいます。

オスだけではなく、メスも近づいたメダカを追い回す光景を見ることもあります。

このほか、水槽内に他の生物がいないことで、仲間に対して目が向いてしまい攻撃的になるという見方もあるようです。

喧嘩しているメダカは隔離が必要?

喧嘩をするなら、喧嘩をしているメダカ同士を隔離すれば問題は解消するのではと思う方もいるかもしれません。

確かに喧嘩をやめさせるために、メダカを分けるのは有効な方法です。

しかし、メダカは死に至るような喧嘩をすることは稀なので、隔離をしなくても構いません。

しかし、弱っているメダカや一方的にいじめられているメダカは、別の水槽に避難させてあげましょう。

追いかけまわされて、水槽から飛び出してしまったり、弱っている個体は死に至る可能性もあります。

メダカの喧嘩を解消する方法

喧嘩が気になる方は、飼育環境を見直すことで原因を解消してみましょう。

居住環境が許すなら、大きめの水槽に少なめの個体数で飼育する方法がおすすめです。

メダカは水槽が広いと、縄張り争いをしなくなります。

水槽が広いと成長も早く、ラメが乗りやすかったりもします。

これとは逆に水槽内の個体数を増やすというのもいい方法です。

個体数が多いと、縄張りを主張できるスペースもないため、喧嘩が少なくなります。

ただし、個体数が多いと水が悪くなくなりやすいので、病気になった時は集団感染してしまうというリスクもあります。

このため、ろ過フィルターの許容できる範囲内で個体数を増やすようにしてください。

個体数を増やすなら、水質には常に気を配らなくてはいけません。

水槽の大きさを変える以外にも水草や土管を設置して逃げるスペースを用意してあげるという方法もあります。

ダカが逃げられるように、水面と水中に2つ避難場所を作ってください。

餌を食べるためには水面に浮かび上がってくる必要があり、追いかけられたときに水中に避難場所があると攻撃を回避できます。

まとめ

メダカにも縄張り意識があり、水槽内で飼育していると普通に喧嘩もします。

しかし、メダカ一匹に対してスペースを大きく取る、個体数を増やす、水草などで避難場所を作るといった方法で喧嘩を少なくすることはできます。

気になる方はぜひ実践してみてください。