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夏場のメダカ飼育|猛暑や強い日光は大丈夫?対策を紹介

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メダカを屋外飼育されている方の心配の種「猛暑」。

夏場になると日差しがきつくなって気温も高くなり「メダカに悪い影響はないのかな?」なんて心配ですよね。

確かに猛暑で水温が上がり過ぎるとメダカにとってはよくありません

人と同じで過度な暑さは、メダカを弱らせてしまいます。

そこで、今回は

  • 夏場のメダカの飼育方法と猛暑
  • 日光がメダカにあたえる影響
  • 夏場の暑さ対策

についてまとめてみました。

夏場のメダカ飼育

日照時間が長くなるのにつれて、メダカの行動は活発になります。

夏場は1年のうちでメダカの最も活動的な季節と言っていいでしょう。

しかしその分飼育者のやることは増えていきます。

餌やり

冬場に比べるとメダカは餌もより多く食べます。

繁殖の季節でもあるため、よりエネルギーを必要とするのかもしれません。

このため、夏場は1日2日から3回、餌をあたえるようにしましょう。

ただし、あたえる餌の量が過ぎると水質悪化を招くため、適量におさえてください。

目安としては、5分で食べきれるほどの餌が適切な量になります。

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水替え

屋外飼育の場合は必要ない方もいます。

ビオトープのような、食物連鎖のサイクルがきちんと確立されている場合は別ですが、水替えも週に一度水槽の水の3分の1から2分の1ほどを交換するようにしてください。

夏場になるとメダカの食欲も旺盛になり、糞の量も増えます。

この糞や餌の食べ残しが原因で発生するアンモニアはメダカにとって害になります。

アンモニアは硝酸塩に変化しますが、水替えをしていない場合は水槽に蓄積され量が多くなるとメダカには有害です。

水替えの水は一昼夜かけて、カルキ抜きをした水道水で構いませんので欠かさず行うようにしましょう。

時間がない場合はカルキ抜きができる中和剤が売られていますので、こちらを使うとすぐにカルキ抜きができます。

水槽の底に沈む食べ残しや糞はこまめに掃除してあげておくといいでしょう。水槽の水質悪化のスピードも遅らせられます。

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メダカに猛暑や日光は大丈夫?

外飼育でメダカが日光に当たること自体に害はありません。

メダカにも日光は必要です。メダカも日光に当たることで人と同じように、ビタミンAやビタミンDを作り出しています。

このため外飼育のメダカは元気に育ちます。

しかし、過度な日光はよくありません。

夏場の直射日光が当たると水温が上がってしまうためです。

水温が30℃を超えるようになるとメダカも元気を失ってきます。

水温35度ほどになったとしてもメダカは生きていますが、徐々に衰弱していきます。

さらに温度が上昇しあまりにも水温が高くなってしまうと、メダカが煮えてしまい死んでしまうといったことも起こりかねません。

水温が高くなると、水槽に溶け込む酸素の量も減少します。

水槽内の酸素が少なくなるとメダカが酸欠で水面近くで口をパクパクとしているときもあります。

酸欠状態が続くと最悪の場合、メダカは死にます。

夏場の高水温対策

夏の猛暑はメダカの生死に関わる

猛暑で水温が上がるとメダカも弱り酸欠を起こすこともあるため、夏場はメダカの暑さ対策が必要です。

暑さ対策として可能なら水槽を日陰に移動させてあげましょう。

東向きの場所を選び、日が当たるのは午前中だけというような水槽設置の方法もあります。

水槽を動かせられない場合は、水面に日影ができるように「すだれ」や「遮光ネット」などで日よけを作ってあげるといいでしょう。

水槽の上に置いておくと直射日光が当たるのを防げます。

水量を増やして、水温の上昇をおさえるという方法もあります。

日に当たっても水の量が増えるほど、水温の変化は緩やかです。

エアレーションを設置してもいいでしょう。エアレーションを入れると酸欠も防げますし、水槽内に水流が生まれるために、水温の上昇をある程度遅らせることもできます。

水槽に水草を入れるのもいいです。浮草類を入れると日差しを遮る日陰ができますし、光合成で酸素を作ってくれます。

まとめ

メダカは小さいですが環境適応能力が高く丈夫な魚です。

しかし、猛暑で過度に水温が上がると衰弱してします。

衰弱するとメダカも病気にかかりやすくなってしまいますので、夏場の暑さ対策を忘れないようにしてください。