メダカ飼育者の悩みの一つが餌についてです。
メダカの餌にはさまざまな種類があります。
どんな餌を選べばいいのか、思案している方もいるかもしれません。
餌をあげる回数、一度にあたえる量など気になることも多いでしょう。
稚魚にあたえる餌と成魚にあたえる餌は、種類を替えなくてはいけないため注意も必要です。
そこで、今回はメダカの餌の種類とあたえ方、おすすめの餌についてまとめてみました。
あわせて、稚魚への餌やりの方法とおすすめの餌も紹介しています。
最適な餌を選んでしっかりと栄養をあたえると、メダカも元気に育ってくれるでしょう。
メダカのエサの種類
家の中の水槽にいるメダカも季節が分かるんですね。先日家の近くのホームセンターに行ったらメダカの餌がたくさん売ってて特撰とか上撰とか味の違いとかも分かるのかな。笑。🤤
(栄養成分のちがいかな?) pic.twitter.com/ZwVckF9cUw— フクシ (@Ken294Blue) March 12, 2020
それでは、最初にメダカの餌の種類について紹介します。
メダカに与える餌は
- 人工餌
- 水草
- 生餌
の3種類です。
それぞれ紹介していきます。
人工餌
皆さんはどんな餌をメダカにあげてますか??
私は一日1回はブラインシュリンプを与えてますがその他は、
針子→メダカベビーハイパー
幼魚→メダカの舞ネクスト
大人→メダカのエサ産卵・繁殖用
を主に与えてます。
人のあげている餌って意外と気になります……🤔#メダカ pic.twitter.com/JGGto9RyY3— 霞浦めだか (@kahomedaka) July 17, 2019
メダカの餌として広く使われているのが人工餌です。
人工餌は栄養のバランスを計算してつくられているため、安心してメダカにあたえることもできます。
生餌のように餌の管理に手間がかからないのもよいところです。
価格も安く飼育の費用をおさえることもできます。
ホームセンターやペットショップで売っているため、入手もしやすいでしょう。
パウダー状、粒状、フレーク状、乾燥餌、半生の餌と種類も豊富です。
水草
水草を水槽に入れている方も多いかもしれませんが、実は水草もメダカの餌になります。
水草は生餌や人工餌と比べると、消化しやすいのが特徴です。
口に入る大きさの水草ならメダカも食べてくれます。
また、長期間の出張や旅行の際も水草を入れておくことで多少ですが餓死を防げます。
生餌
ゾウリムシ増えてきた! pic.twitter.com/kpDfZXpDeJ
— はちはー (@hachiha_aqua) March 14, 2020
メダカにあたえる生餌としてはゾウリムシやミジンコ、赤虫やイトミミズなどがあります。
生餌は自然でメダカが食べている餌だからなのか、メダカも食らいつくような感じでよく食べてくれます。
生餌は栄養価が高いのも特徴です。
おススメのメダカのエサ
人工餌、水草、生餌の中でおすすめを紹介します。
人工餌は種類も多く、あたえる側の好みもあるためこれというものは挙げづらいのですが、「テトラ キリミン メダカ・川魚のえさ」を選べば間違いないです。
こちらは良質のたんぱく質を多く含んでおり、栄養価が高いのが特徴です。
価格も安く通販なら100円から200円で購入できます。
ECサイトでは売り上げランキング上位を獲得しており、愛用者も多いため安心してメダカに食べさせられるでしょう。
水草でおすすめなのはミジンコウキクサです。
ミジンコウキクサは名前からもわかるように、ミジンコのように小さな浮草なのでメダカの口にも入ります。
ミジンコウキクサは、ビタミンやミネラルといった栄養素を豊富に含んでいます。
生餌でおすすめしたいのはゾウリムシとミジンコです。
両者ともに栄養価が高く、メダカも喜んで食べてくれます。
ゾウリムシ、ミジンコともに自分で繁殖させられますし、捕まえることもできます。
餌を与えるタイミングや量
ゾウリムシ増えてきた! pic.twitter.com/kpDfZXpDeJ
— はちはー (@hachiha_aqua) March 14, 2020
餌やりは、春や夏場の気温の高い時期は1日に朝と夕2回ほどです。
餌はメダカが3分ほどで食べきれる量をあたえましょう。
目安としては、メダカ10匹につきひとつまみほどです。
秋になり気温が下がってくると、1日1回に餌やりを減らしてください。
冬場ですが、メダカの活動は鈍くなるため餌やりは1週間に一度で構いません。
餌やりでひとつ気をつけておきたいのは、やり過ぎです。
メダカに餌をあたえるときは、あたえ過ぎないように気をつけましょう。
メダカが食べなかった餌は水槽の底に沈み水質を悪化させます。
稚魚に適したエサ
メダカの稚魚には成魚とは違う餌やり方法をしなくてはいけません。
成魚用の餌は稚魚は口が小さくて食べられませんので、成魚用の餌をあたえる場合はパウダー状にすりつぶしてあたえてください。
もしくは、稚魚用の餌を購入しましょう。
稚魚への餌やりは1日3回から5回ほど、小分けにしてあたえてください。
量は1分ほどで食べきれる餌をあたえるのがよいです。
稚魚に餌をあたえる場合も、水質悪化を起こさないようにあたえ過ぎには注意してください。
稚魚におススメのエサ
稚魚用の餌も種類が豊富なのですが、「スドー 特撰メダカの餌」をおすすめします。
こちらはオキアミを主成分に作られており、たんぱく質が54%含まれているので稚魚の成長も早いです。
カルシウムやリンといった栄養素もしっかりと配合されており、粒がきめ細やかで稚魚にあたえる場合にも、すりつぶす必要がありません。
オキアミの香りで、餌への食いつきも抜群です。
稚魚をグリーンウォーターで育てるという方法もあります。
グリーンウォーターには、メダカの餌となる植物プランクトンが大量に棲息しています。
まとめ
メダカの餌選びに迷っている方は今回の記事を参考にしてみてください。
メダカの餌は種類も多く、いろんな餌を試してみるのも面白いかもしれません。