メダカの餌の高い・安いってぶっちゃけ何が違うか分かりませんよね。
この記事を書くまで、エサのパッケージの後ろにある成分表示の意味すら分かってませんでした。
しかし、調べてみるとメダカの餌も奥が深いです。
高い餌・安い餌で一体どんな違いがあるのか調べてみました。
目次
高い餌と安い餌の成分は一緒?違う?
今回はリョーキンさん、GEXさんのメダカの餌と、100均の餌で違いを見てみます。
エントリーするのは
- 教材メダカのエサ(キョーリン) 50g:350円
- メダカ元気 繁殖・成長用 プロバイオフード(GEX) 40g:160円
- 100均の餌(ダイソー) 80g:100円
以上の3つです。
この3つはあくまでもメーカーさんの「オーソドックス」な餌なので使用している人も多いのではないでしょうか?
この餌以外にも、飼育用途に合わせてたくさんの種類の餌があります。
そして値段も違うので、あくまでも参考記録となります。
まずはメダカの餌の基本的な成分を紹介します。
メダカの餌の主な成分を紹介
メダカの餌は主に
- 粗たんぱく質:メダカの成長に必要な成分【多いほど成長する】
- 粗脂肪 :メダカを大きく(増体)させる成分【多いほど大きくなるが 水が汚れやすくなる】
- 粗繊維 :メダカの健康を整える成分【少ない方が良い】
- 粗灰分 :骨を強くして、新陳代謝を上げる成分【多いほどいい】
が、含まれています。
メダカの餌を決める時には、この成分が「何%」入っているかに注目します。
では、100均と専門店の餌では、どのような違いがあるのか見てみましょう。
100均の餌と専門店の餌の成分比較
粗たんぱく質 | 粗脂肪 | 粗繊維 | 粗灰分 | |
100均 | 34%以上 | 3%以上 | 7%以下 | 13%以下 |
キョーリン | 48%以上 | 5%以上 | 2%以下 | 16%以下 |
GEX | 48%以上 | 6%以上 | 4%以上 | 15%以下 |
黄色の背景色が優秀な部分です。
キョーリンの餌が粗脂肪以外の成分では優秀ですね。
しかし、値段が半額以下のGEXの餌も優秀です。
コスパで選ぶなら「GEX」で間違いなしです。
専門店で作られている餌は、メダカに必要な栄養素がバランス良く配合されていることが分かりました。
では、100均の餌で飼育は無理なのでしょうか?
100均の餌でも飼育できる?
答えを最初に言いますと、100均の餌でも飼育可能です。
実際に私も100均の餌で長い事、飼育していました。
100均の餌で、4年間生きている個体も多いです。
ただ、粗タンパク質が少ないせいか、他所の家のメダカと比べると体が小さい事は否めません。
食いつきも良く、飼育は可能ですが、大きく成長させたい場合はおススメではありません。
メダカの餌おススメはどれ?
メダカの餌は、飼い主がメダカに「どんな風に育ってほしいか」によって変わります。
今回はオーソドックスで、バランスの良い、おススメの餌を紹介します。
成魚のメダカにおススメの餌
成魚(大人)のメダカにおススメな餌は、GEXの「メダカ元気 成長・繁殖用」です。
コスパ最強で、メダカも良く卵を産んでくれます。
そして、ネットで買うことで110円とめちゃくちゃ安く買うことが出来ます。
稚魚のメダカにおススメの餌
稚魚におススメな餌は、キョーリンの「ヒカリ (Hikari) メダカベビー ハイパー育成」です。
パウダータイプで稚魚でも食べやすく、どんどん大きくなります。
稚魚の餌は小粒で量を調節しずらいので、小さいスプーンなどあれば便利です。
100均と専門店の餌を比較して分かった事まとめ
今回は100均の餌と専門店の餌を比較して、違いを探ってみました。
餌に含まれる成分は、どれも専門店の方が優秀で、値段もそこまで高くない事が分かりました。
100均の餌でもメダカを育てることは出来ますが、大きく成長させる事を楽しみたい人は専門店の餌一択ですね。
近くにホームセンターやペットショップが無い人は、通販でも割安で販売されているので見てみて下さい。