メダカの飛び出し事故についてご存じですか??
メダカは時に水面を飛び跳ねて、水槽の外まで出てしまうことがあります。
昨日までは元気に泳いでいたのに、気づいたら水槽の外で干からびていた…なんて悲しいことは避けたいですね。
どうすればそういった事故を防げるのでしょうか。
今回はメダカの飛び出し対策についてご紹介します。
目次
メダカが跳ねて飛び出す原因
白パンダメダカ達も、外の舟に移動。慣れないうちは、飛び跳ね防止の為、蓋をしました。黒パンダの維持にも、白パンダの遺伝子、必要かと思う。 pic.twitter.com/hk79vGOeC7
— M’sPond (@jam_maho) March 5, 2020
もともと野生のメダカにはジャンプをする習性があります。
病気が原因で飛び跳ねるわけではなく、健康で元気な個体でも飛び跳ねるのです。
広い川では、障害を飛び越えてまた水面に着地できますが、狭い水槽では水を飛び出してしまいそのまま死んでしまうのです。
メダカが飛び跳ねる原因は以下のようなものがあります。
- 水温が高い
- 雨でビックリする
- 鳥や蛇などの外敵
- 飼育環境に慣れていない
- メダカ同士の喧嘩
1つずつ紹介します。
水温が高い
メダカは比較的幅広い水温に適応できる魚です。
しかし、夏場に外で飼育している場合は直射日光で水温が上がりすぎてしまう場合があります。
つらい環境から逃れるために、メダカはジャンプして外に出ようとしてしまいます。
屋外で飼育する場合は、夏場は直射日光が当たりすぎないよう、水草や覆いなどで影を作るように心がけましょう。
雨でビックリする
屋外で飼育している場合、激しい雨が水面をたたくことで、メダカが驚いてパニックになってしまうことがあります。
パニックになったメダカは、飛び跳ねてそのまま水槽の外まで出てしまうのです。
また、雨水によって普段よりも水面が上がっていますので、より事故が起こりやすくなります。
鳥や蛇などの外敵
屋外飼育では鳥や蛇などの生き物がメダカを襲いにくる場合があります。
直接襲われて死んでしまう以外にも、外敵にパニックになったメダカが、逃げようとジャンプをして、飛び出し事故が起こる場合があります。
飼育環境に慣れていない
特に水温や水質に問題がない場合でも、新しい環境に移したばかりの時はメダカが落ち着かずにジャンプを行うことがあります。
新しい水槽に変えたときや、新しい個体を導入したときには、特に注意して見てあげたほうが良いです。
メダカ同士の喧嘩
メダカ同士で喧嘩し、追いかけっこをした結果その勢いでメダカが飛び出してしまう場合があります。
メダカ同士の相性にもよりますが、喧嘩が激しい場合は飛び出し事故までいかなかったとしても、メダカが弱ってしまいますので、水草などを入れて隠れ場所を作ってあげるなどしてあげてください。
メダカの飛び跳ね対策
メダカが飛び跳ねる原因が分かったところで、水槽から飛び出さない対策を紹介します。
主な対策は
- 水面を下げる
- 水槽に蓋をする
- 水草を投入する
上記の3つが出来れば飛び出し事故が起きる確率は限りなく0になります。
水面を下げる
水面が水槽のへりギリギリの場合、少しのジャンプでも
外に飛び出してしまい危険です。
飛び出し事故を防ぐためには水面を下げることが有効です。
出来れば水槽のへりから水面までは3cm以上あけるようにしてください。
水槽に蓋をする
今日は、激しい雨続くのですかね。
メダカ、あふれちゃうかな。。
蓋しよう。。。#おはようございます pic.twitter.com/qJUd1bmLIL— コメヨシ【公式】☆さきぴょろ (@saki_kome) June 29, 2017
物理的にメダカが飛び出せないようにしてしまいましょう。
シンプルではありますが、一番わかりやすく、確実な方法だと思います。
屋外の水槽ではネットや網を使い、蓋をしてあげましょう。
蓋によって鳥などの外敵からメダカを守る効果もあります。
屋内の水槽の場合、もとから蓋がついている場合も多いかと思いますが油断は禁物です。
まれに、小さな蓋の隙間から飛び出していく場合があるのです。
水草をいれる
水草を入れることでメダカが水面近くまで行くことを少なくします。
また水草はメダカの隠れ家となり、ほかのメダカからの攻撃や外敵の影からメダカを守ってくれるため、パニックによる飛び出しを防ぐ効果が期待できます。
メダカが水槽から跳ねて飛び出す原因まとめ
メダカの飛び跳ねには様々な原因があります。
原因そのものを取り除くことは大変ですが、しっかりと対策することで
飛び出し事故は防ぐことができます。
ご自分の家の飼い方に合わせた方法を試してみてください。